バーチャルオフィス宛の郵便物に関する利用体験

福祉系相談業の事業開始の際、名刺とホームページに載せるため、月額約千円という格安のバーチャルオフィスと契約しました。契約後、指定された住所を郵便物等の受け取り先として利用できるだけのプランです。住所は都内の一等地で、実際に貸事務所を借りたら、どんなに小さくても月の賃料が40万円を超えるでしょう。取引先から送られた郵便物は、自宅に転送してくれます。月に3個までは追加料金を取られません。通常の郵便物は問題なく届いていたのですが、ある年は年賀状を送ってくれた取引先から、宛先不明で返却されたと苦情をもらいました。郵便局に問い合わせてみると、他にも宛先不明で返却された年賀状があったということが判明しました。1つの住所を複数の事業者が利用しているため、配達人も混乱したのでしょう。その後、年賀状以外は全て平常通り届くようになりました。同時に大量の郵便物が送付される時期は、バーチャルオフィス宛の郵便物が宛先不明となる可能性があるのです。