レンタルオフィスから成功者は生まれるのか

起業のスタートアップにレンタルオフィスを選ぶ人が増えています。昔と比べて株式会社設立のハードルが下がりましたし、国の政索で事業資金の補助や融資も積極的に行われるようになってきました。

そこで気になるのが、レンタルオフィスから起業を行った事業者がどの程度成功しているのかどうかです。株式会社の存続はとても難しく、経営者10人のうち5年間で90%が廃業し、残ったうちのさらに90%が次の5年間で廃業するとされています。それほどまでに事業継続は難しいことなのです。

オフィスを貸し出す側は商売ですから、店子の事業が上手くいっていようがいってまいがレンタル料を徴収します。しかし、事業がうまくいってもらわないことにはレンタルオフィスとしても借り手がいなくなってしまいます。

そこで、レンタルオフィス側でも様々な援助サービスを提供するようになりました。たとえば税理士や中小企業診断士などの専門家の相談サービスです。他にも、起業家同士の結びつきや人脈形成を促す交流会の開催など、起業家をサポートするメニューが豊富に用意されているレンタルオフィスも生まれています。

夢を持って起業する人々が志半ばで撤退してしまうのは悲しい事です。レンタルオフィスで行われている起業家サポートがうまく機能してほしいと願います。